2010年06月29日
カタ。
1日中雨でした。
修理で預かっている草刈機もまだ手をつけていません。
とりあえず、外でエンジンをかけてみようと思っているので。
何日か前の晴れの日に久しぶりにビートルに窓ガラスの
撥水剤を塗りました。
だから今日もワイパー無しで走れました。
先日、テレビで日本が危ないという内容で放送されていた中で
日本人の金型職人が中国で多く働いているというのがあっていました。
金型というのは、鋳造、鍛造のほとんどのモノに必要な道具です。
自動車のボディーは鍛造、エンジンは鋳造、など金型によって
ほとんどのモノは作られています。
鋳造に使う木型などの事は少し学生時代に習ったのを覚えています。
たぶん、木型職人も少なくなっていると思います。
ipadでも金型を作るアプリはありません。
なぜ中国で職人が働いているかというと、簡単に言えば日本で職が
無くなったりした人、定年を迎えた人などが多く行っています。
何が問題化というと、金型というのは仕上げなどがほとんどが手作業なんです。
ほとんどが職人の勘のようなモノなんです。
1人前になるのに10年はかかるそうです。
で、
教える人が中国に行ってしまっているんです。
日本の若者は職人になりたい人は少ないみたいです。
中国は人件費も安いし、仕事はあるし、若者も真剣に習いたいと思う人が多いし、
で、
今まで日本の自慢できる技術が海外に流れていってしまって、日本では
後継者が育たないし。
自動車の部品の日本一の金型メーカーが中国の自動車メーカーに買収されました。
過去に工業大国アメリカが通ってきた道と同じようになっているみたいです。
何が原因かと考えていました。
大きな事は小さな事の集まりなので、そしたら個人個人で考えないといけないと
思う事は、
毎日の生活の中での意識だと思います。
誰でも物は安いほうがうれしいし、良いモノが欲しいし、
でも基本的に値段と善し悪しは比例すると思っています。
良いモノは長く使えるし。
悪いものは粗末に扱ったり、使い捨てにして修理などしなかったり。
だから何か買ったりする時は少し考えて買うようにすることが先ず、必要な気が。
ガラコはMADE IN JAPAN でした。