2010年10月10日
有機。
博物館に行くのが好きです。
どこでもいいわけではありませんが、なるべくいろいろなジャンルがある
博物館が好きです。
オーストラリアではいろいろ行きました。
印象に残っているのがメルボルン博物館とキャンベラの戦争博物館です。
どちらもゆっくり見ると1日かかってしまうくらい広くて、展示の仕方や、見せ方、
少し体験できるブースなどいくら居ても飽きない感じでした。
戦争博物館は世界中の戦争に関するモノがたくさんあり、とても勉強になりました。
文化の違いと言ってしまえば簡単なのでしょうが、海外の方が歴史など、どんなモノでも
思いが強いような気がします。
博物館、美術館など利益も大事ですが、黒字運営など初めからあてにしなくていいもの
だと少し思います。当然、お客さんに来てもらう努力は必要ですが。
学芸員さんの好みが強すぎてもだめですが。
福岡では百道にある福岡市立博物館が好きです。
九州国立博物館はあまり好きではありません。せまく感じるし、常設展示も
企画展もいまいちパッとしないような気がします。
先日、ノーベル化学賞を日本人2人が受賞されました。
テレビでインタビューがあっていて、50年くらいの思いがあったそうです。
有機化学を研究して、この研究がどんな役に立つかわからないが、きっと役に立つだろう
と思って続けていたらしいです。
教科書に載るような研究をと!
でも教科書に載るようなことは難しいらしいです。
でもきっと教科書に載ると思います。科学の。
本人は薬や液晶テレビにこの研究が役に立つなど思いも付かなかったらしいです。
でもその分野の研究をしている人たちがこれを知り、役に立てています。
以前テレビで番組の司会者が物理の実験を見て「こんなのどこで使うん?」と
ちょっとバカにしたような感じで言っていました。
でもどこでどうなるかわからないものです!